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トスカーナ I.G.T. 色:赤 |
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在庫: 品番:70461 配送:クール便推奨 価格:5,500円(税抜・送料別) |
Robe: | エッジがレンガ色がかったガーネット色。 |
Service: | 18〜20℃ |
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Nez: | 濃縮したベリー系の果実の香り、カカオ、ビターチョコレート、ミネラル、黒トリュフ等。 |
Garde: | 10〜30年 |
Palais: | 凝縮感の高いチョコレートのような濃厚な味わい。繊細さと滑らかな舌触りを持ちます。熟成により複雑さが増しています。 |
Cepage: | 90%:カベルネ・ソーヴィニヨン、5%:メルロ、5%:サンジョヴェーゼ |
カステロ・ディ・ランポッラ[CASTELLO dei RAMPOLLA]
(Carpanzano / Toscana)
栽培:
他の生産者の畑とは隣接しない、森の中に畑があります。標高は290〜380m、南西から南東向きの斜面。1994年からビオディナミを実践し、畑にはルッコラを始め約30種類の草花が育ち、土はフカフカです。枝を結ぶ紐を植物を乾燥させたもので代用するなど、作業に使うものを出来るだけ自然に近いものにしています。
醸造:
以前、発酵はステンレスタンクで行っていましたが、現在はコンクリートタンクに移行しています。区画、品種毎に発酵・醸造させ、フランス系品種は225リットルのバリックで、サンジョヴェーゼは3000リットルの大樽で熟成させます。ワインに樽の香りをできるだけつけないために、新樽は使いません。
現在はアンフォラ(テラコッタで作られた大壷)でのワイン造りにも挑戦するなど、より自然に近いワイン造りを目指しています。
【ワイナリー概要】
ランポッラのワインが生産されているS.ルチア ファウッレ畑は、"Conca d'Oro(黄金の谷)"といわれるパンザーノ渓谷南部に位置し、1739年以降デイ・ナポリ・ランポッラ家が所有しています。1964年から先代のアルチェオ・デイ・ナポリ・ランポッラ氏が近代的な手法も取り入れたブドウ栽培を初め、凝縮したブドウを造るために高密植、収量制限を行いました。
また、1980年ヴィンテージからフランス品種主体の「サンマルコ」を発表し、フランス系品種のカベルネ・ソーヴィニヨンを主体に造ったワインで、「スーパータスカン」の先駆けとなり、カステッロ デイ ランポッラの名を一躍有名にしました。
アルチェオ氏が他界した後、息子のルチアーノと娘のマウリツィアがワイナリーを受け継ぎ、1996年には父の名前を付けたダルチェオをリリース、瞬く間に人気ワインとなりました。
「ダルチェオ」は「サンマルコ」と同様にガンベロ・ロッソ、ロバート・パーカーなどで高評価を得ました。ランポッラは華々しい名声が先行してしまいがちですが、その葡萄造りに対する真摯な姿勢は脈々と引き継がれていて、気負いなく淡々と畑に接するのがランポッラの真の姿です。