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モンテクッコ D.O.C. (Toscana) 色:赤 |
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在庫: 品番:70999 配送:クール便推奨 価格:2,271円(税抜・送料別) |
Robe: | 赤の強烈な色合い。 |
Service: | 16〜18℃ |
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Nez: | 花や新鮮な果物、レッド・フルーツや黒スグリなどのニュアンスがある複雑な香りは、広がりがあり、魅力的で、微かなスパイス香と樽のノートがある。 |
Garde: | 〜5年 |
Palais: | 育った土壌の風味がこのワインの力強いボディに溶け込んでおり、フィニッシュは芳醇で、ミネラルのヒントが感じられる。 |
Cepage: | 100%:サンジョベーゼ |
ポデーレ・イル・ポッジオ [Podere il Poggio] (toscana)
オーナー:シルヴィア・スピネリ(Silvia Spinelli)
所有畑面積:14.2ha(内3ha:ブドウ畑、1haがオリーヴ畑)
植樹比率:6200本/ha
収量:1ha当たり5トン
栽培:リュット・レゾネ
醸造:
収穫は9月末に手摘みで行う。15キロの小さなケースに入れて運搬。完全に除梗し、アルコール発酵はステンレスタンクで実施。発酵は野生酵母のみで行い、自然に開始される。
発酵期間中も温度管理は行わず、自然に発酵を続ける。発酵期間は約6日間で、さらに22〜25日間の果皮浸漬を施す。
この間、1 日2〜3回のポンピングオーバーを行うが、櫂入れは一切行わない。
発酵終了後、水平式圧搾機で圧搾。フリーランワインのみを容量225Lのバリックに移し、マロラクティック発酵と熟成を行う。
熟成期間は14ヶ月。新樽は用いずに、フランス産オークで、フランスのルモン社(Remond)とタランソー社(Taransaud)、イタリアの ガンバ社(Gamba)の樽を併用する。無清澄で収穫翌々年の夏に瓶詰め。
【ポデーレ・イル・ポッジオ概要】
ワイナリー名の「ポデーレ・イル・ポッジオ」とは、現在サンジョヴェーゼのブドウ木が栽培されている区画の歴史的な地名です。イタリア語で「丘の頂きの農場」を意味します。トスカーナには沢山の丘陵があり、ポッジオ(「丘」という意味)という言葉は非常に良く使われるため、オリジナリティのある名前ではありませんが、この土地の起源の名前であること、また、ワイナリーの畑の位置との共通点もあり最適な名称であることから、ワイナリー名としてそのまま残されました。
ブドウ畑はシエナとグロッセートの間に位置する チヴィテッラ・マリッティマ(Civitella Marittima)の村にあります。マレンマ地方のなだらかな丘に囲まれていて、太陽の光に恵まれ、常に風通しが良く、岩と豊かな芳醇な香りに溢れた丸みを帯びた丘に横たわっています。ワイナリーの所有面積は14.2haで、現在はその内の3haがブドウ畑、1haがオリーヴ畑になっています。
もともと、この場所はシルヴィアの家族がセカンドハウスとして購入した小さな農園でしたが、家族は農業とは全く別の事業をしていたので、その土地は使われていませんでした。
しかし、ブドウ栽培にとても良く適した素晴らしい区画で、また新しいDOC、「モンテクッコ」の区域内に位置していたため、2005年にその区画にサンジョヴェーゼを植樹し、ブドウ栽培を始めたのです。ブドウ畑はDOC モンテクッコの栽培区域内の中心で、海抜270メートルに位置し、石の多い土壌です。サンジョヴェーゼの畑は大きな1 区画のみで、畝は北東から南西に向かって植えられています。現在造られているワインはサンジョヴェーゼ100%から造る“サッサルソーレ”というワインのみです。
「サッサルソーレ」とは、「石」を意味する「Sassi サッシ」、「太陽」を意味する「Sole ソーレ」、そして「下」を意味する「al アル」という三つの単語を結び付けた名前で、「太陽の下の岩」という意味になります。この言葉は、ワイナリーのテロワールを見事に表現し、ポデーレ・イル・ポッジオで造られるワインの重要な要素を完璧に表現していて、このワインにとても相応しい名前であることから命名されました。
※ モンテクッコ D.O.C.
モンテクッコは、大きな魅力と可能性を秘めたトスカーナの期待のワイン産地です。イタリアを代表する?ブドウ、サンジョヴェーゼの聖地として名高いグロッセート県にあり、最高級赤ワイン「ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ」と「モレッリーノ・ディ・スカンサーノ」のエリアの中間に位置しています。海と山に挟まれ、理想的な温度・湿度・雨量に恵まれています。また、活火山の噴火によって構成された土壌の地質は複雑性に富み、この地で育まれるブドウに大きな恩恵をもたらしており、ワイン栽培のポテンシャルが非常に高い土地として認知されています。