酒と食事酒粕スティック

お酒の神様からの贈り物

発酵が完了した醪は、「こす」あるいは「搾る」ことで清酒と酒粕(清酒かす)に分けられ、澄んだ酒ができあがります。清酒醸造の仕上げにあたる上槽と呼ばれるこの工程は、室町時代に奈良正暦寺で確立されました。そしてこの工程で置き土産のように残される副産物が酒粕です。酒粕には原料(米、麹、酵母)由来のアミノ酸、ビタミン、ミネラル、食物繊維がたっぷりと濃縮されており、健康食品として注目される一方で、美肌や美容効果にも有効とされており、まさに酒粕はお酒の神様が与えてくれたスーパーフードと言えます。

酒粕スティック

<材料>

  • 小麦粉100g
  • 酒粕 70g
  • 日本酒 100cc
  • 砂糖小さじ1/2
  • サラダ油 30g
  • 顆粒コンソメ小さじ1/2
  • 適量

1.

先ず、酒粕は日本酒を少し入れ柔らかくしておきます。次に、ボールに塩以外の材料を入れ、均一になるまで混ぜ合わせます。

酒粕スティック
酒粕スティック
酒粕スティック

2.

1.混ぜ合わせた生地を直径3㎜程度の棒状に成型します。麺棒でシート状に薄く伸ばし細長く棒状にカットしても良い。

酒粕スティック

3.

あとはオーブンで10分加熱します。こんがり焼ければ塩を振り完成。

酒粕スティック

4.

サクサクとした歯触りとプリッツエルのような香ばしい風味。プリッツエルといえばビールですが、素朴で親しみやすい味わいと酒粕の香味が奏でるハーモニーは清酒と良く合います。

酒粕スティック

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