
オーソドックスな鮭の粕汁
温かく煮えた野菜と鮭、たっぷりの酒粕がトロトロに溶けた香り高い粕汁です。クリームのように滑らかな口当たりで、シンプルでピュアな美味しさが楽しめ、心も体も暖まります。もっと手軽に楽しみたい時は鮭の切り身と塩や醤油の代わりに鮭の缶詰を使いましょう。身と汁を半分ぐらい入れれば、缶詰特有のコクと旨味が美味しく仕上がります。
鮭のあったか粕汁
<材料>
- 酒粕(鳳凰美田)
- 水 (酒粕用)
- 水 (煮込み用)
- だし汁(鰹、昆布)
- 鮭
- 大根
- 人参
- こんにゃく
- 塩
- 薄口醤油
- 刻みネギ
1.
容器に酒粕と適量の水をいれてレンジで1分(600w)加熱し、滑らかになるまで混ぜ合わせます。
今回使用した鳳凰美田の酒粕は、クリームチーズのように柔らかいので、水は小さじ1/2程で湿らせれば十分です。
酒粕が固い物は、細かく刻んで浸る程度の水(100ml程)を入れて20~30分置いてから加熱すると滑らかに混ざりやすいです。

2.
鮭は一口大に切り、大根はいちょう切りに。人参は半月、こんにゃくも一口大にカットします。

3.
鍋に水200ccとだし汁200cc、大根、人参、こんにゃくを入れ、ある程度柔らかくなるまで10分程度中火で煮ます。

4.
鮭を入れ、1~2分煮て鮭に火が通りましたら先程の酒粕と塩、薄口醤油を加え10~15分弱火で炊きます。

5.
炊き上がりましたら仕上がりに刻みネギを盛り付けて完成です。

濃厚な粕汁を食べながらお酒を頂くと、酒の風味が深まり、生原酒を飲んでいるような飲み応えが楽しめます。
酒粕自体に8%程度のアルコールが含まれますので、加熱調理した粕汁にもアルコールは若干残ります。未成年や苦手な方には、酒粕の量を減らし、さらに出来上がった粕汁を沸騰させてアルコールを飛ばすと良いでしょう。
