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紀土 無量山 純米大吟醸 720ml
紀土 無量山 純米大吟醸 720ml
紀土 無量山 純米大吟醸 720ml

「無量山」、
それは紀土を語る上において
必要不可欠なファクター

紀土 無量山 純米大吟醸 720ml

商品番号:11811

¥3,080(税込)


購入制限:なし

配送方法:常温便可能


使用米特A地区産「山田錦」
磨き40%
特定名称酒など純米大吟醸/火入れ酒
度数15度
紀土 無量山 純米大吟醸 720ml
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無量山」、
それは紀土を語る上において
必要不可欠なファクター

「無量山」は紀土の中でも最高ランクの造りを施したこだわりのお酒。今、その「無量山」の名を受け継いだ極上のお酒ができあがりました。

"紀土"といえば、今や全国でも引く手数多の人気銘柄。あらゆる層から評価の高い、飲み手に寄り添うお酒です。

平和酒造はさらなる高みを目指し、造り手の意志を宿した極みのお酒、そんなお酒を造りたい。それは、平和酒造が自らのために造る日本酒。その思いはいつしか抑えきれないものになっていたそうです。

念願叶い、平和酒造の考える日本一と思えるお酒が完成しました。それが、この「無量山」シリーズから発売される「紀土」だったのです。

香りは、慣れ親しんだ紀土らしい穏やかながらも、芳醇な果実香。通常のシリーズと比べると米の甘い香りを多分に感じることが出来ます。

含んでみると、さらりとした岩清水のような、極限まで無駄な部分がそぎ落とされた、気を抜くと滑り落ちてしまいそうなほど綺麗な口当たり。

シャキッとした酸味と、その強めの酸をものともしない溢れんばかりの旨み。"紀土"が口内を移動するたびに、まるで味のある美しく研磨されたビー玉が口内を移動しているかのような感覚に陥ります。

後味は僅かな苦みを伴いながら、緩やかな残像を残しつつフェードアウトしていきます。

飲み応えを十分に感じる紀土、通常ラインナップと比べるとその違いに驚かされます。しかし、ここにも間違いなく「最高の酒」となる条件が存在しています。

紀土 無量山 純米大吟醸の味わい表

辻本真宏氏によるテイスティングレポート

平和酒造はそもそも仏寺が創業した酒蔵です。「無量山」というシリーズ名は当時の山号寺号である「無量山超願寺」から名付けられており、いわば紀土のレガシーシリーズと言えます。ラベルは総じて仏寺の荘厳な印象を受け、侘び寂びを感じます。ボトルラベルの色合いは左から右へ徐々に色調が濃くなるグラデーションになっており、荘厳さをより深く感じさせます。

特A地区の山田錦の純米大吟醸らしく、明らかに濃く、濃醇な印象です。香りは熟れたパイナップルやバナナ、黄色いリンゴのコンポートのような果実香が広がり、キンモクセイのような甘い花の香も感じます。口に含むと上品な甘みが酸味とともに広がります。濃醇な果実のような米の旨味は酸や苦味にも勝り、それらを包み込み、引き込まれるように喉奥に流れ込んでいき、味わい深い至福の余韻に浸ります。

味がしっかりしているので肉料理にも合わせることができます。また、酸の優しい出汁味の酢物等もよく合うと思います。「紀州鶏もも肉の備長炭炙り焼き」等は紀州の風土を満喫できるでしょう。さらに、炙ったもも肉をこの純米大吟醸にひと潜りさせ、もう一度炙るとよりジューシーに頂けると思います。和歌山の特産品で甘味が強い「アイコトマト」は加熱すると旨味がしっかり出る出汁トマトです。このトマトを使い、ハマグリ、白身魚、エビなどをたっぷり入れた「アイコトマトのブイヤベース」など、魚介スープもよく合うと思います。

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無量山

【蔵元紹介】平和へいわ酒造 和歌山県

平和酒造の酒蔵

造り手としていい物を造りたいという気持ちを持ち続け毎年毎年、地道な活動を続けてきました。日本酒の本当の魅力を伝えていきたい。若い人たちにもっと日本酒を味わってもらいたい。紀州の風土を感じてもらいたい。そして、試行錯誤の上やっと出来上がった酒
―紀土KID

若い蔵人たちの挑戦はこれから始まります

昭和3年、山本保によって創業をされました。江戸時代からの酒蔵である谷口酒造出身の保は、仏寺であった山本家の家督を継ぐことになります。その際、生来の酒好きが高じ、酒蔵を創業します。当時の山号寺号が「無量山超願寺」であり現在でも「超願寺」という屋号で呼ばれることがあるのはこのためです。そのようにはじまった酒造りですがこれまで幾度か廃業の危機にさらされてきました。第二次世界大戦中、激しくなる戦局に国から命じられ酒造の休業をしいられます。さらに戦後しばらくしても酒造免許の再開を許されず、二代目である保正は国会に足を運び陳情演説などもおこなったようです。情熱の末にようやく再開の許可がおりたのです。

平和酒造の酒蔵

「平和な時代に酒造りができる喜び」から「平和」という名前を冠した酒蔵名がついたのです。戦後10数年たった後にようやく溝ノ口の酒造りに戻り酒造りを開始します。残念なことに、一度休業した酒蔵を自力で立て直すのは難しく、昭和60年代まで京都の大手メーカーの桶売り蔵として自社ブランドは細々と販売していました。しかし、自分達が造りたい物を造ろうという想いから自社ブランドに力点を置き始めます。また近年では若い杜氏、蔵人が集まり、新しい酒造りをはじめています。

平和酒造の酒蔵

■酒造りに対するこだわりや特徴
平和酒造のある溝の口は和歌山でも山間の盆地に位置します。古代から集落が形成されており縄文後期の土器が出土したほど稲作の盛んな土地になります。また盆地であるため朝夕の冷え込みが厳しく、紀州の山々に降り注いだ雨水が木や土によってこされ良質な地下水が豊富にあります。口当たりが優しく、切れのいい酒質はこの良質な軟水の湧き水からきています。鮮烈でみずみずしさがあり旨みのある冷えた湧き水のような味わいを表現したいと思います。また「次世代のスタンダード」になる酒を作るべく若い飲み手にもおいしいと感じていただけるよう、飲みごたえよりも飲みやすさや口の通りのよさを大切にしています。日本酒にも梅酒にもいえることですが、お客様が平和酒造の酒を開いた時や飲んだ時に紀州の風土を感じていただけるような酒を造りたいと思っております。

受賞経歴
  • IWC2020

    頂点の称号【Chanpion Sake】受賞

    「トロフィー受賞出品酒」の中から9カテゴリーの最高賞として【紀土 無量山 純米吟醸】が「Chanpion Sake(チャンピオン・サケ)」に選ばれ、また同時に、【紀土 純米大吟醸 山田四十】が純米大吟醸部門トロフィー受賞、そして平和酒造からエントリーしたお酒全てが高評価を受けたとして2年連続「Sake Brewer of the year」にも選ばれました。

  • IWC2021

    純米吟醸GOLD受賞及び、純米吟醸トロフィー受賞

    IWC純米吟醸部門にて【紀土 無量山 純米吟醸】と【紀土 純米吟醸 夏の疾風】が輝かしきGOLD賞を受賞。そして【紀土 無量山 純米吟醸】は、GOLD受賞酒から特に優れたものに贈られるトロフィー賞を受賞致しました。

LOHASから生まれた梅酒

平和酒造が手掛けるリキュールが「鶴梅」シリーズ。「次世代のスタンダード」の日本酒「紀土KID」同様、飲みごたえよりも飲みやすさや口の通りのよさを大切にしています。健康的な暮らし、自然環境への配慮、梅の里・和歌山でつくる本物の梅酒

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