唯一にして、無二。
黒龍 純米大吟醸 無二 2017 720ml
商品番号:13336
¥165,000(税込)
使用米 | 兵庫県東条産山田錦 |
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仕込水 | 九頭竜川の伏流水(軟水) |
磨き | 35% |
度数 | 17度(平均) |
ロットNo.印字/本漆塗木箱入り/杜氏:畑山浩 |
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唯一にして、無二。
【フレッシュと熟成の間にある、上質で完成された一本】
山田錦の産地における特上率も高く、酒造りに向いた品質の米が出来た2017ヴィンテージ。また、新稼働となる、高品質な大吟醸造りに特化した醸造蔵「正龍蔵」での酒造りとなっており、より高い技術を持っての醸造となった。結果、新酒の時点では香り高く華やか、そして適度な旨味と甘みが調和した仕上がりとなりました。
各テイスターの間で、甘みの強さや適度な熟成を称賛する評価が多く、全体的なバランスの高さや美しさも感じられるとの声もあり、総評として高い評価を得たヴィンテージとなりました。
【ヴィンテージ2017の味わい評価】
・成熟した日本酒という言葉がふさわしい。まろみが加わり整った完成度の高さ。(上野)
・粘性、酸、ボディーが渾然一体となり、極めて融合していてスタイリッシュ。(中本)
・和食は、塩辛など。西欧食なら、アンチョビ、糖分を多く含む野菜料理、オマール海老のポシェなど。(生江)
・カカオの甘い香りが徐々に増加する。まとまりもあり上質感が感じられる。(畑山)
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上野:長期熟成日本酒BAR 酒茶論 店主 / 上野伸弘 氏
中本:資生堂パーラー エグゼクティブソムリエ / 中本聡文 氏
生江:レストラン レフェルヴェソンス 総料理長 / 生江史伸 氏
畑山:黒龍酒造株式会社 総醸造責任者 / 畑山浩 氏
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【お客様情報の提供について】
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【販売について】
※海外への発送は行っておりません。
※限定品の為、【クール便】での発送です。
※また、他の商品との同梱発送はできません。
黒龍 無二 とは
2022年6月、東京の某所で、黒龍酒造の開催する入札会が行われました。
黒龍酒造の特約店のみが参加を許されるその会で、私たちが目にした酒は、
黒龍酒造の総てを注ぎ込んだ唯一無二の酒、「無二」。
最高級の酒米を用い、35%精米まで磨かれた純米大吟醸を徹底した温度管理の元、氷温(-2℃)にて熟成。
熟成年数は約3-6年。
それぞれの醸造年度のお酒が、ほぼ完璧とすら思える熟成を経ています。
熟成により、かすかに黄金色を帯び、クルミやアーモンドの様な香ばしい熟成香の他、
白桃や洋梨のような香りも感じられます。磨き抜かれたダイヤモンドのように、
非常に美しい水のような口当たりを感じたと思えば、絶妙なバランスで訪れる五味。
控えめな主張でありながら、しかし、確実にある種の存在感を示しながら
次々と花開くその香味に、五感が冴えわたる感覚すら覚えます。
世界にも出荷されている黒龍酒造のお酒でありながら、当然、製造本数は極少数。
お酒にはロットナンバーが印字されており、
「無二」のお酒であることの証明だけでなく、
手に入れた者の幸福、満足感などのそれらを"形"にし、
多くの意味を表す記号のような役割も果たしています。
酒造りの伝統と革新、歴史と時代、理想と現実、
あらゆる事象を内包し、そして生まれた「無二」。
黒龍酒造が手掛けた至高の酒となります。
醸造年度毎による味わい
成熟した日本酒という言葉がふさわしい。まろみが加わり整った完成度の高さ。(上野)
粘性、酸、ボディーが渾然一体となり、極めて融合していてスタイリッシュ。(中本)
和食は、塩辛など。西欧食なら、アンチョビ、糖分を多く含む野菜料理、オマール海老のポシェなど。(生江)
カカオの甘い香りが徐々に増加する。まとまりもあり上質感が感じられる。(畑山)
甘味と心地良い渋みも感じ、ややざらつきのあるテクスチャーながら捌けがよい。(上野)
華やかで香りの表情が豊か。ミッドパレットが豊かで厚みがある味わい。(中本)
和食のカレイやノドグロを使った粕漬けの脂ののった魚料理。(生江)
熟成香もとれ、含み香に高級ウイスキーのようなアルコール感の強さを感じる。(畑山)
明らかにフルーティーな上立ち香から熟成への道に進みはじめた感覚である。(上野)
心地よく舌の上で軽やかに広がり、とても快適な味覚を楽しめる。(中本)
和食は少し苦みを要素に含む漬物。西欧食ならオリーブオイルを多く含んだ料理とあわせたい。(生江)
甘く芳ばしい香り。甘味を多く感じるが、酸味がしっかりあり、エキス感を感じる。(畑山)
【蔵元紹介】黒龍 酒造 福井県
創業1804年(文化元年) 初代蔵元石田屋二左衛門以来、手造りの日本酒を追求して来た黒龍。水質に優れた土地柄や松岡藩が奨励したこともあり、全盛期には17を数えた酒蔵も、今となっては石田屋の屋号を持つ黒龍酒造と、他一軒。これは伝統文化である日本酒造りを頑ななまでに守り続けた結果です。
七代目蔵元水野は同じ醸造酒としてのワインにも深い興味を抱き、フランスやドイツを歴訪。ワイン同様に日本酒を熟成できないかと試行錯誤を続ける一方で、少量で高品質な酒造りだけを追求し続けました。
そうして生まれたのが大吟醸「龍」
市販ベースにはなり得ないという酒造業界の常識に屈することなく、全国に先駆けての大吟醸酒の商品化でした。他の酒よりも高額だったことは、酒蔵としての意地でもありました。思えば酒は古来より、ハレの日に欠かせないもの。日ごろ、仕事に励む人々が数少ない祝祭の場で口にしたものでした。そして、そんな姿勢に強い共感を示す若手の蔵人たちのたゆまぬ努力が、日本中、世界中の愛飲家たちを虜にしてしまう所以でしょう。
~黒龍 ホームページより抜粋~