「助六由縁江戸桜」と「助六江戸桜」
その面白味、クセになります
日高見 純米大吟醸 助六江戸桜 1.8L
商品番号:11987
¥3,850(税込)
購入制限:なし
配送方法:常温便可能
使用米 | 吉川産特等・東条産特等「山田錦」 |
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磨き | 45% |
特定名称酒など | 純米大吟醸/火入れ酒 |
度数 | 16.5度 |
「助六由縁江戸桜」と「助六江戸桜」
その面白味、クセになります
2018年7月より新発売となった、日高見の新たなラインナップ。「純米大吟醸 助六江戸桜」です。名前、ラベルからして相当にオトコゴコロをくすぐるものがありますね。
「助六江戸桜」とは歌舞伎の演目「助六由縁江戸桜」が由来となっています。日高見と鮨は切っても切れない相性抜群の関係ですが、歌舞伎と鮨も深い繋がりがあり、「助六由縁江戸桜」に登場する助六寿司などは今でも親しまれています。「助六由縁江戸桜」が庶民から大人気の演目だったこともあり、この「助六江戸桜」でも柔らかく、旨み成分がギュッと詰まった、親しみやすい味わいをコンセプトに造られています。
「美味いなー」としみじみ楽しむことが出来る酒なので、食前、食後、食中問わずどんなシーンにおいても楽しむことが出来ます。吉川産山田錦と東条産山田錦を使用した純米大吟醸酒。一升瓶で四千円は超えると思いきや、その価格も非常に魅力的。鮨との相性で言えば旨みがたっぷりとある酒なので、ウニや穴子、卵焼きなど濃厚な旨味を持つネタとの相性がいいかもしれません。
【蔵元紹介】平孝 酒造 宮城県

旧北上川河口に開けた港町・石巻。世界三大漁場のひとつ「三陸・金華山沖」を抱え、四季折々の魚介類が豊富に水揚げされるこの地に、平孝酒造は蔵を構えます。漁場町らしく「魚でやるなら日高見だっちゃ!」をテーマに、魚介類と相性抜群の酒が主要銘柄「日高見(ひたかみ)」です。
呑むほどに感じられる
綺麗な酒質と芯の通った味わい―
主要銘柄「日高見」
平孝酒造ではもともと別の銘柄を醸していました。しかしその頃の蔵の経営は悪く、廃業間近。5代目蔵元の平井社長は何か新しいことをしなければと焦りを持っていたところ、廃品の酒の中から「日高見」と書かれたラベルを発見します。調べてみると石巻市は日本書紀の中で太陽に恵まれた肥沃な土地「日高見国」と深い関わりがあったことが分かり、この名前を酒名に採用。新銘柄「日高見」が誕生します。
漁師の活力を支える酒。
日本酒は地域性を豊かに反映し、その土地で求められている味わいを如実に表現します。港町・石巻、世界でも有数のこの町に求められた酒は「魚介類との相性の良さ」。日高見が「魚でやるなら日高見だっちゃ!」をテーマに醸されるのは半ば必然と言えるかもしれません。5代目蔵元の平井孝浩社長は地元では親しみを持って「鮨王子」と呼ばれるほどの大の寿司好き。その酒質から魚介、特に寿司との相性は別格のものを持っています。やわらかく、透明感があってキレの良い後味は、魚介の旨みをさらに引き出し、魚が持つ油分を綺麗に洗い流してくれます。
震災を乗り越えて。
2011年(平成23年)3月11日に発生した東日本大震災。蔵のある石巻市は津波によって甚大な被害を受けました。平孝酒造も大きな被害に遭いましたが、全国からの支援や応援の声を受け、酒造りを行っていることに誇りを持てたと言います。酒質の向上をもって恩返しをするために、約二年半をかけ麹室、酒母室、発酵室のすべてを総ステンレス張りに改修。温度と衛生管理を徹底し、さらなる品質向上を目指すための環境を整えました。
また、長年務めた南部杜氏の引退を機に、若い世代に酒造りをバトンタッチ。新たに地元の若者を迎え入れました。この大きな決断には、これまでの杜氏が行ってきた伝統の酒造りを継承しつつ、地元の蔵人たちがそれを手掛けることで、「真の地酒」を目指したことに他なりません。