幾年月を経て目覚める
マイルドな極上の旨み
古酒 甕壺貯蔵なかまた 桐箱入 720ml
商品番号:20692
¥3,798(税込)
タイプ | 芋焼酎 |
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原材料 | 鹿児島県産「黄金千貫」 |
使用麹 | 河内黒麹菌ゴールド |
度数 | 25度 |
包装紙
熨斗orメッセージシール
(熨斗を選択された方のみ)表書き
幾年月を経て目覚める
マイルドな極上の旨み
「なかまた」の熟成古酒のご案内です。素材から醸造に至るまで、丁寧に丁寧に造られた「なかまた」は中俣酒造の看板的存在ですが、この【古酒 甕壺貯蔵なかまた】は中俣酒造の最高ランクに位置する商品となっております。
明治以来、実に百年以上にわたり使い込まれている和甕によって熟成。幾年月を経て目覚める焼酎の味は極上の旨みを持っています。「杜氏の里」黒瀬杜氏の技を受継ぐ蔵人の熱き思いを感じ取れる深い味わいです。和甕熟成ならではの非常にマイルドで優しい味わいの芋焼酎です。甕1つ分の仕込みですので、1.8Lは600本、720mlは480本しか出荷されません。超少量生産・年1回の特約店限定販売になります。桐箱入りなのがさらにその存在を格調高い焼酎としての存在感を浮かび上がらせております。
【蔵元紹介】中俣 酒造 鹿児島県
蔵がある指宿市西方宮ケ浜は鹿児島湾に面した場所にあります。鎌倉時代から戦国時代の末期までは、指宿氏の居城がありました。そのため城下町として賑わい、昭和28年まで指宿町役場や警察署、商店街などもあったのです。
中俣酒造株式会社、大山社長の祖先は江戸時代までは薩摩藩の船役人で、また宮ケ浜では商家を営み、明治時代になって芋焼酎を仕込む酒蔵を設立し、地元では「養老」という銘柄で愛飲されてきました。記録はありませんがその前から焼酎はもとより菜種油、味噌・醤油を製造していたと伝わっています。
美味しさと地域の歴史をボトルに込めて
当社が手掛ける焼酎には鹿児島ゆかりの人々の名前を付けたものがいくつかあります。例えば白麹で仕込んだ芋焼酎『桐野』は幕末明治にかけて波乱万丈の生涯を送った桐野利秋(中村半次郎)より命名したもの。また黒麹菌ゴールドが生むまろやかなコクが特徴の『八代目濵崎太平次』は、幕末に活躍した豪商から名づけました。太平次は船団を組み北前船で蝦夷からの昆布や干あわびを運び、また藩の代行で奄美などから黒砂糖の輸入や琉球を仲介して海外との貿易を行った人物。
こうした鹿児島ゆかりの人物の名を商品名にする背景には、焼酎を購入していただくお客さまに「こんな人がいたのか」「こんな物語があったのか」と土地のことも知ってもらえるようなきっかけになって欲しいとの考えから。
2004年より工場の改築に取り掛かり2005年春新工場が完成致しました。蔵が新しくなったことを契機に笠沙町杜氏の里在住熟練杜氏黒瀬勉の指導の下、焼酎の製造を再開いたしました。原材料の吟味から加工・仕込み・製造・貯蔵・瓶詰めにいたるまで細心の注意を施し、自信を持ってお勧めできる商品作りに専念し続ける中俣酒造。妥協を許さず「品質第一」を貫き通すその中俣酒造の姿勢に、ファンは信頼を寄せているのです。