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稀少酒米と時間が織りなす
しなやかで多層的な力強さ
鳳凰美田 純米大吟醸 酒未来 火入 2023 1.8L
商品番号:10657
¥3,960(税込)
購入制限:なし
配送方法:常温便可能
| 使用米 | 山形県産「酒未来」 |
|---|---|
| 磨き | 50% |
| 特定名称酒など | 純米大吟醸/火入れ酒 |
| 度数 | 16度 |
稀少酒米と時間が織りなす
しなやかで多層的な力強さ
栃木県小山にて醸される銘酒・鳳凰美田より、限定品『純米大吟醸 酒未来 火入 2023』のご紹介です。
幻の銘酒・十四代の醸造元である高木酒造が、18年もの歳月を費やして開発した稀少酒米・酒未来を50%精米で使用。生もと仕込みで醸した純米大吟醸酒を、じっくりと約2年間寝かせたこだわりの逸品です。
稀少酒米と時が刻んだ厚みが織りなす、味わい深い一本。その魅力は、飲んだ人の心を虜にします。冷えた状態から温度変化と共に移ろう香味をお楽しみください。
香り
フルーティーな雰囲気を主体に、爽やかな気配を感じる美しい香り。
味わい
滑らかな口当たりから、解けるように広がっていく艶やかな甘みと凛とした涼しげな印象の酸。しなやかながら、しっかりと芯を感じる力強さがあります。熟成由来の奥深さが味に立体感を形成。厚みと軽快さに爽やかさが調和した素晴らしい仕上がりです。飲み込んだ後はふんわりと甘い余韻が漂います。

「酒未来」玄米と精米後

【蔵元紹介】小林 酒造 栃木県

1872(明治5)年に創業の小林酒造の代表銘柄は「鳳凰美田」。酒名は、蔵が日光連山の豊富な伏流水に恵まれた美田(みた)村という良質な米の産地にあったことから命名されました。
鳳凰美田は、「舟絞り」・「しずく搾り」のいずれかの上槽方法を採用しています。ほとんどの酒を大吟醸と同じ「しずく搾り」という方法で搾り、味や香りの面でも大吟醸の雰囲気を持たせている。こうした吟醸タイプのお酒は機械化できない部分が多く、また実際に人の手をかけた方が、高品質な酒に仕上がることが多い。
酒造りにて、最も重要とされる
麹造り」に対する拘りは、
特に強く感じられます。

「五層構造の麹室」にて厳格な温度コントロールで麹造りが行われている。また、圧巻すべきは、低温発酵に欠かすことのできない600kg~800kgのサーマルタンクが横一列にずらり約20本。普通の蔵なら、サーマルタンクを1本、もしくは2本持っていれば上出来といったところである。鳳凰美田はリキュールのベースに使用するお酒でさえ、サーマルタンクで他の大吟醸などと同等に仕込むのだ。
「鳳凰美田」は、華やかな香りとしっかりとした旨みが特徴ですが、イメージとしては容姿と資質の両面を備えて、内面から発する華やかさと優しさがあるような“女性のような酒”をイメージしている。
香りと旨み、全体のバランスが大事なのは言うまでもないが、もう一つ重要なポイントは、「受け手がわかりやすい範囲に落とし込む」ということ―。自分が表現したい味や香りを、どのようにお客様に伝えるか。こちらの主張が強すぎても押し付けになるし、弱すぎると気づいてもらえない―。造り手が常に葛藤する部分でもあるが、「生業としての自分の役割」を意識することで、ある程度の方向性が見えてきた。それが、時代にあう商品、受け手にわかりやすい酒だと思っている―。















