年に一度だけの限定品
じんわりと沁みる旨さ
廣戸川 純米吟醸 1.8L
商品番号:11818
¥3,850(税込)
使用米 | 福島県産「夢の香」 |
---|---|
磨き | 50% |
特定名称酒など | 純米吟醸/火入れ酒 |
度数 | 15.5度 |
年に一度だけの限定品
じんわりと沁みる旨さ
福島県天栄村にて醸される銘酒・廣戸川より、こだわり抜かれた純米吟醸酒のご紹介です。
地元・福島県天栄村産の夢の香を50%精米で使用。福島酵母を用いて丁寧に醸した、純米吟醸・一回火入れ酒。年に一度だけの発売となる限定品です。
飾らない、しなやかで沁みるように旨い一本。じっくりと時間をかけて飲みたくなる仕上がりです。グラスで飲むよりも、陶器や焼き物の酒器がよく似合います。ぜひゆったりとお楽しみください。
香り
梨や白桃のように瑞々しく優しい香りと、その中に感じるヨーグルトのような雰囲気。心地よい香り立ちです。
味わい
まろやかな口当たりから広がる柔らかな旨味と丸みのある酸味に、白桃を思わせる綺麗な甘み。見事に調和した3つの味わいが豊かに口の中を埋め尽くします。まったりと滑らかな質感を持つ、心地よい味わいが絶妙なバランス。ふんわりと軽やかな余韻が漂い、親しみやすい印象です。
醪を搾ったのち、一度だけ火入れを行う製法のこと。品質が安定している火入れ酒ながら、生酒ならではのフレッシュで豊かな風味をお楽しみいただけます。
また、火入れのタイミングによって生詰や生貯蔵など名称が変わります。
【蔵元紹介】松崎 酒造 福島県
全国新酒鑑評会において、福島県は4年連続で金賞受賞蔵数一位その多くが福島県清酒アカデミーの卒業生という名門でありながら、同校卒業生の松崎祐行氏が杜氏として跡を継いだのが弱冠26歳。
酒造業界においては若すぎる年齢での杜氏就任となりましたが、なんと杜氏一年目にして吟醸部門、純米部門において『平成23年酒造年度福島県新酒鑑評会』金賞受賞、大吟醸酒においては『平成23年酒造年度全国新酒鑑評会』で金賞を受賞しました。2022年現在までに、なんと10年連続で金賞を受賞しています。さらに「SAKE COMPETITION2016」では、純米酒部門で第二位を受賞するなど、その勢い、実力はまさに飛ぶ鳥を落とすが如くの大躍進を見せています。
明治25年創業より100年以上の歴史ある酒蔵
松崎酒造は明治25年創業、100年以上続く歴史の深い酒蔵で、古くから地元の人々に愛飲されるお酒を醸し続けてきました。蔵を構える福島県岩瀬郡天栄村は日本最大級の人造湖、「羽鳥湖」をメインに、レジャー施設を多く有する羽鳥湖高原。さらに、1200年以上の歴史を誇る岩瀬湯本温泉、秘湯発祥の地・二岐温泉など、美しい自然に充ち溢れています。
【清酒『廣戸川』】
「廣戸川」という酒名の由来は、地元の名水「釈迦堂川」がかつて「廣戸川」と呼ばれていたことに起因します。長年、地元の人々から親しまれていた廣戸川ですが、2011年の東日本大震災でそれまで酒造りをしていた南部杜氏が心労で倒れてしまいます。そして大学卒業後、福島県清酒アカデミーを卒業したてであった、松崎祐行氏が後を継ぎました。このことが清酒「廣戸川」が"地元の酒"ではなく"全国の酒"として注目される大きな転機となります。
【「廣戸川」の酒造り】
仕込水は風光明媚な天栄村の地下から汲み上げたミネラル成分を含んだ井戸水、米は福島県が開発した「夢の香」を使用。溶けやすく、砕けやすい「夢の香」は大量仕込には手間を要しますが、少量仕込で仕込まれる廣戸川においてはその米の特質を最大限に生かすことができ、栄養分の多い「夢の香」の持つ米の旨みを十分に引き出すことに成功しています。
爽やかでありながら、旨味、コクを含む廣戸川とバイタリティーと才能を持つ松崎杜氏が醸すお酒、今後最注目の蔵となることに疑いの余地はありません。