あの井村屋が手掛ける日本酒!
まろやかで奥深く沁みる味わい
福和蔵 純米酒 火入 720ml
商品番号:13613
¥1,980(税込)
使用米 | 三重県産「神の穂」 |
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磨き | 60% |
特定名称酒など | 純米/火入れ酒 |
度数 | 15度以上16度未満 |
あの井村屋が手掛ける日本酒!
まろやかで奥深く沁みる味わい
あずきバーの製造元として知られる井村屋が手掛ける酒蔵、福和蔵。2021年より酒造りを始めた新世代の酒蔵が醸した純米酒のご紹介です。
しっかりと構えた黒いフロスト瓶に紺と白の落ち着いたラベル。三重県内にて開発された酒米・神の穂を県内で採水したこだわりの硬水と、三重県酵母で醸したオール三重産の逸品です。
ふくよかで奥深い香りから微かな甘みをふんわりと感じます。一口含むと伸びやかに広がる柔らかな旨みとまろやかで深い甘み。酸は低くあくまでもゆったりとした味わいは、飲み込んでからは軽い甘みが余韻として漂い、緩やかに収束。また一回火入れならではのしっかりとフレッシュ感を残している絶妙な風味も特徴的。純米酒でこの味!?と驚く完成度を持っています。
福和蔵シリーズの中では最もリーズナブルな商品となるこちら。三重の魅力を凝縮して醸された恵みの一滴を、ぜひ一度お試しあれ。
醪を搾ったのち、一度だけ火入れを行う製法のこと。品質が安定している火入れ酒ながら、生酒ならではのフレッシュで豊かな風味をお楽しみいただけます。
また、火入れのタイミングによって生詰や生貯蔵など名称が変わります。
【蔵元紹介】福和蔵 三重県
豊かな自然に恵まれる三重県多気町。伊勢神宮で知られる伊勢市やブランド銘柄・松坂牛で有名な松阪市に挟まれ、『多くの気(命)を育む』という由来で名付けられる豊かな土地にて令和の時代に産声を上げた蔵・福和蔵。
『あずきバー』をはじめとしたお菓子の製造で知られる井村屋が手がけたことで話題を呼ぶこの蔵は、三重の豊かな風土が育んだ原料を使用し、地域に根差した透き通る自然の味わいを目指し醸します。
自然を慈しみ、福寿を願う。
蔵は『VISON』という三重の魅力を余すことなく楽しめる複合型商業施設に併設される形で構えられた現代的なデザインの建物。
四季醸造設備により年間を通してフレッシュな日本酒を味わうことができます。ラインナップの全てを三重県産素材にこだわり、ここでしか作れない日本酒の味を目指しています。
異業種だからこそ、革新的な試みを。
なぜ、製菓メーカーの井村屋が酒造業なのか。
そこには三重県内の酒蔵が減り続けているという現状がありました。
話の始まりは、三重県内の蔵元『宮崎本店』の会長から井村屋グループの会長・浅田剛夫氏に声がかかったところから。日本酒業界の現状を知った浅田氏は様々な可能性を探り、1900年創業の福井酒造場を事業継承。日本酒造りへと踏み切りました。
異業種の井村屋がゼロから酒蔵を作り、酒造りをするという大変大きなチャレンジ。
社内にいた醸造知識を持つ人材の力や周りの助けをフル活用し完成した新たな醸造施設は、限られたスペースの中でも衛生的かつスムーズに酒造りが行えるように、考え抜かれた設備が詰め込まれた最新鋭の酒蔵です。
その設備を駆使して醸すのは、『日本酒はこうあるべき』という枠組みにとらわれない革新的な味わいを目指します。また、醸造過程で出る酒粕は自社製品に再利用するなど、サステナブルな酒造りを実現しています。
2021年より始まったばかりの福和蔵の歴史。初年度の全国新酒鑑評会にて入賞を果たすなど、これからの活躍が楽しみです。