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華やかで瑞々しく力強い
新酒ならではの美しさを楽しむ
鳳凰美田 純米吟醸 初しぼり 720ml
商品番号:10306
¥1,760(税込)
使用米 | 富山県南砺産「五百万石」 |
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磨き | 55% |
特定名称酒など | 純米吟醸/生酒 |
度数 | 16.8度 |
華やかで瑞々しく力強い
新酒ならではの生命力を楽しむ
栃木県小山市にて醸され、全国区で高い人気を博す銘酒『鳳凰美田』より季節を彩る限定品『純米吟醸 初しぼり』のご紹介です。その年に採れた南砺産五百万石を55%精米で醸し、搾って即出荷される新酒。毎年この一本を心待ちにしている方も多い大人気商品です。
グラスに注ぐと華やかに香り立つのはマスカットやライチのような瑞々しく上品な香り。無濾過のまま瓶詰めされた液体には、うっすらとおりが揺らぎ、柔らかな口当たりから一気に広がる新酒ならではの溌剌とした旨みやチリチリと感じられるガスに感動を覚えます。生命力溢れる甘さを主体とした五味を飲み込めば、爽やかで美しい余韻が。
この季節にしか味わえないならではの一本。全国の蔵元が出す新酒の中でもかなり早くに入荷するので、このお酒を見かけると『新酒の季節が来た!』と体感します。季節の味覚と共にぜひお楽しみください。
【蔵元紹介】小林 酒造 栃木県
1872(明治5)年に創業の小林酒造の代表銘柄は「鳳凰美田」。酒名は、蔵が日光連山の豊富な伏流水に恵まれた美田(みた)村という良質な米の産地にあったことから命名されました。
鳳凰美田は、「舟絞り」・「しずく搾り」のいずれかの上槽方法を採用しています。ほとんどの酒を大吟醸と同じ「しずく搾り」という方法で搾り、味や香りの面でも大吟醸の雰囲気を持たせている。こうした吟醸タイプのお酒は機械化できない部分が多く、また実際に人の手をかけた方が、高品質な酒に仕上がることが多い。
酒造りにて、最も重要とされる
麹造り」に対する拘りは、
特に強く感じられます。
「五層構造の麹室」にて厳格な温度コントロールで麹造りが行われている。また、圧巻すべきは、低温発酵に欠かすことのできない600kg~800kgのサーマルタンクが横一列にずらり約20本。普通の蔵なら、サーマルタンクを1本、もしくは2本持っていれば上出来といったところである。鳳凰美田はリキュールのベースに使用するお酒でさえ、サーマルタンクで他の大吟醸などと同等に仕込むのだ。
「鳳凰美田」は、華やかな香りとしっかりとした旨みが特徴ですが、イメージとしては容姿と資質の両面を備えて、内面から発する華やかさと優しさがあるような“女性のような酒”をイメージしている。
香りと旨み、全体のバランスが大事なのは言うまでもないが、もう一つ重要なポイントは、「受け手がわかりやすい範囲に落とし込む」ということ―。自分が表現したい味や香りを、どのようにお客様に伝えるか。こちらの主張が強すぎても押し付けになるし、弱すぎると気づいてもらえない―。造り手が常に葛藤する部分でもあるが、「生業としての自分の役割」を意識することで、ある程度の方向性が見えてきた。それが、時代にあう商品、受け手にわかりやすい酒だと思っている―。