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煌めく旨み、揺らめく透明感
その美しさまさに不死鳥が如く
鳳凰美田 純米大吟醸 Gold Phoenix 750ml
商品番号:10327
¥5,500(税込)
購入制限:なし
配送方法:常温便可能
使用米 | 愛山 |
---|---|
磨き | 45% |
特定名称酒など | 純米大吟醸/火入れ酒 |
度数 | 16度 |
包装紙
熨斗orメッセージシール
(熨斗を選択された方のみ)表書き
煌めく旨み、揺らめく透明感
その美しさまさに
不死鳥が如く
伝説の鳥・不死鳥-フェニックスを名に冠するプレミア酒のご紹介です。こちらは袋吊りにてポタ、ポタと落ちる雫を一滴ずつ採取した「雫採り」を、さらに原酒のまま1年氷温貯蔵したとても贅沢なお酒になります。蔵出しされるのは年にたったの2度のみ。イタリア産モンティエロッサ製のシャンパンボトルがその重厚な存在感を物語っています。
グラスに注ぐと、ハッと目が覚めるくらいに華やかなリンゴ様の熟香に包まれます。含むとクリスタルのような旨みが煌めき、美しい透明感とともに口内を揺らめいていきます。もちろんただ単に美しいのみではなく、熟成によるナッツ様の芳ばしい深いコクも内包しております。余韻もまた上品。しっとりと名残惜しくも潔くスッとキレていきます。
まさに、永遠の時を生きるという伝説の鳥“phoenix”…暗闇に突然現れて、絢爛に輝き、また闇に消えていく…。その名に相応しい優雅な味わいをどうぞご堪能下さい。
辻本真宏氏によるテイスティングレポート
イタリアのフランチャコルタ用の重厚なボトルに瓶詰めされ、いかにも最高峰の風格を呈しています。そのため容量も750mlと国際仕様です。生酒を瓶詰めしてから温水で加熱する瓶燗火入を採用することで、輸出に耐えられる生酒のような繊細な味わいを実現しています。熟成により幾分か濃いめの色調です。
香りは穏やかですが、Black Phoenixに比べ複雑な香り。果実、米の香りに加え、シナモンやビターチョコ、ナッツや栗のような香り、ハチミツ等、愛山のポテンシャルの高さを改めて感じさせられます。口当たりはスムーズですが、豊かな酸味と苦味がボリュームのある甘味と調和し、至福の味わいとなります。
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【蔵元紹介】小林 酒造 栃木県


1872(明治5)年に創業の小林酒造は、製造石数約1200石。代表銘柄「鳳凰美田」。酒名は、蔵が日光連山の豊富な伏流水に恵まれた美田(みた)村という良質な米の産地にあったことから命名。
鳳凰美田は、「舟絞り」・「しずく絞り」のいずれかの上槽方法を採用。ほとんどの酒を大吟醸と同じ「しずく搾り」という方法で搾り、味や香りの面でも大吟醸の雰囲気を持たしている。こうした吟醸タイプのお酒は機械化できない部分が多く、また実際に人の手をかけた方が、高品質な酒に仕上がることが多い。
酒造りにて、最も重要とされる
麹造り」に対する拘りは、
特に強く感じられます。
現在、「五層構造の麹室」にて厳格な温度コントロールにて麹造りが行われている。また、圧巻すべきは、低温発酵に欠かすことのできない600kg~800kgのサーマルタンクが横一列にずらり約20本。普通の蔵なら、サーマルタンクを1本、もしくは2本持っていれば上出来といったところである。鳳凰美田はリキュールのベースに使用するお酒でさえ、サーマルタンクで他の大吟醸などと同等に仕込む。
「鳳凰美田」は、華やかな香りとしっかりとした旨みが特徴ですが、イメージとしては容姿と資質の両面を備えて、内面から発する華やかさと優しさがあるような、“女性なような酒”をイメージしている。香りと旨み、全体のバランスが大事なのは言うまでもないが、もう一つ重要なポイントは、「受け手がわかりやすい範囲に落とし込む」ということ―。自分が表現したい味や香りを、どのようにお客様に伝えるか。こちらの主張が強すぎても押し付けになるし、弱すぎると気づいてもらえない―。造り手が常に葛藤する部分でもあるが、「生業としての自分の役割」を意識することで、ある程度の方向性が見えてきた。それが、時代にあう商品、受け手にわかりやすい酒だと思っている―。