料理と合うお酒
鯵は古くは延喜式に「阿遅」という名で記されている食材で、DHA や EPA、カルシウムやタウリン等体に良い成分を多く含み、酒のアテにうってつけです。鯵の青臭み、酸味、旨味を味噌と薬味でまとめたなめろう。調味された味噌を火にかける一仕事で味に深みを出し、ゴマ油と青唐辛子で骨太い味に仕上げます。幅広い酒が飲める料理ですが、ふくよかでボディのきいた酒がお薦め。生酛系純米酒、海に近い酒蔵の酒など試したい。黒麹麦焼酎をロックで、カクテルはモルトウィスキーのハイボールなど、少し濃いめがお薦めです。
鯵の ひと仕事 なめろう
<材料>
- 鯵
- 白葱 ( みじん切り )
- 青唐辛子 ( みじん切り )
- 生姜 ( みじん切り )
- 大葉 ( 刻み )
<合わせ調味料>
- 味噌
- 日本酒
- みりん
- 砂糖
- 胡麻油
1.
鯵を三枚に卸し、腹骨を取り中骨を抜きます。
2.
次に皮を引きます。鮮度の良い鯵は引っ張れば捲れます。( 下処理してある鯵でもOK)
3.
次に胡麻油で、みじん切りにした生姜、白葱、青唐辛子、大葉を炒めます。
4.
次は合わせ調味料を作ります。味噌、日本酒、みりん、砂糖を一度火にかけ 10 分ほど混ぜ合わせます。
5.
先ほど 3. で炒めた食材を味噌の中に入れます。混ぜ合わせたら一度冷まして下さい。
6.
最後に鯵。鯵は細切りに包丁を入れて切ります。
7.
あとは、先ほどの合わせ味噌に鯵を入れ、和えれば出来上がり