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複雑で深い魅力を纏う
哲学で醸す木桶菩提もと
みむろ杉 木桶菩提もと 露葉風 720ml
商品番号:13821
¥2,750(税込)
購入制限:お一人様【1本】まで
配送方法:常温便可能
使用米 | 奈良県産「露葉風」 |
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磨き | 非公開 |
特定名称酒など | 火入れ酒 |
度数 | 13度 |
複雑で深い魅力を纏う
哲学で醸す木桶菩提もと
奈良県三輪大社に程近い、由緒ある土地で生み出される銘酒・みむろ杉の伝統技法に目を向けたシリーズ『木桶菩提もと』より、露葉風を使用した逸品のご紹介です。
奈良県正暦寺生まれの伝統的醸造技法・菩提もとを採用し、木桶にて醸造。古典へ回帰して醸されたこだわりの逸品です。みむろ杉の哲学を集約させて生まれた、唯一無二の味わい深さをお楽しみください。
香り
完熟メロンを思わせる華やかで甘い香りが穏やかに漂います。
味わい
柔らかで厚みのある口当たりから、綿菓子を思わせる優しい甘みが広がります。露葉風ならではの心地よいコクと共に、木桶由来の爽やかな風味が広がり、複雑味を形成。じわじわと奥からクリアで芯の通った酸味が顔を出し、飲み込んだ後はさっぱりとしたキレで消えていきます。
【蔵元紹介】今西 酒造 奈良県

1660年の万治3年に今西酒造は創業されました。現在は三輪そうめんで有名な奈良県桜井市大字三輪に蔵を構えています。主な銘柄はみむろ杉です。口に含んでみるとお米本来の味が広がり、のどを通るとキレの良い優しい酸のによって味が収れんされていく。そんな料理を食べるほどに杯がより進むお酒を目指しています。
【今西酒造株式会社】
日本では古くから春には桜に酒の「花見酒」、暑い夏には景気払いとしての「夏越しのお酒」、秋には綺麗な満月の月明かりの下での「月見酒」…といった四季折々で自然を感じながらお酒を楽しむ文化が育まれてきました。そんな日本の文化を象徴する日本酒は今西酒造が蔵を構える「大和三輪」で始まったといわれています。
三輪を飲む
【酒造り発祥の地 三輪】
その理由として三輪山を御神体とする「大神神社」は酒造りの神様とも知られており、また活日神社(いくひじんじゃ)では、日本で唯一酒造りにおける杜氏の祖とよばれる高橋活日命(たかはしのいくひのみこと)を祀っています。そして三輪山は古くから「三諸山(みむろやま)」と呼ばれており、「うま酒みむろの山」と称されています。「みむろ…実醪」すなわち『酒のもと』の意味であり、お酒の神様としての信仰からの呼び名であると言われています。三輪山で”杉”に神様が宿るとのことから約350年もの間、今西酒造では「三諸杉」という商標で酒造りを行っています。
【米作りと水】
うまい酒には必ず理由がある。その一つに、やはり「米」、そして、その米が育つ土壌。最後に「水」です。いい土壌には、うまい米が育ち、その米で醸す酒も自然とうまくなる。そして御神体である三輪山の伏流水のみを使用してお酒を醸しています。特にこの伏流水は酒造りと商売の神様が宿るとされる神の水とされていて、三輪の地域では神聖な水です。そのような想いから、今西酒造では三輪山の裏手(社内呼称:裏三輪)にある今もなお自然が原型を残している最高の環境で契約農家の方と共に自ら米作りを行っています。最近特に力をいれている米が奈良県唯一の酒造好適米「露葉風(つゆはかぜ)」。デリケートな米故、生産量はごくわずかですが、独特の風味・清酒本来の美しさがでやすい品種です。また仕込み水と同じ水脈上の水を使って露葉風や山田錦を栽培しているので、水に対するこだわりはどこの酒蔵よりも強いのではないかと感じます。