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極上の旨みに印象的な酸
美しく揺らめく愛山の魅力
鳳凰美田 Black Phoenix 生酒 720ml
商品番号:10579
¥2,200(税込)
使用米 | 兵庫県産「愛山」 |
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磨き | 55% |
特定名称酒など | 純米吟醸/生酒 |
度数 | 16度 |
極上の旨みに印象的な酸
美しく揺らめく愛山の魅力
栃木県小山市で醸される銘酒・鳳凰美田より、人気の高い限定品『Black Phoenix 生酒』のご紹介です。一度見たら忘れない、インパクトかつ高級感のあるラベルが印象的。兵庫県産の愛山を55%精米で使用。大吟醸同様の手間暇をかけ、丁寧に醸した純米吟醸酒を生酒のままボトリングした、フレッシュで味わい豊かな一本です。
飲めばわかる人気の理由。そう思うほどに素晴らしい完成度を誇る一本です。しっかりと冷やしてお楽しみください。
香り
抜栓の瞬間から華やかに漂う、リンゴやパイナップルを思わせる甘い香り。力強さを感じる豊かな香り立ちです。
味わい
まろやかな口当たりから、立体的に広がる伸びやかな甘みと美しい酸味。煌びやかな装いのゴージャスで華やかな香味が鮮やかに駆け巡ります。愛山の個性を余すことなく表現した、躍動感のあるリッチな味わいがたまりません。飲み込んだ後は、甘く柔らかな余韻が長く漂います。
辻本真宏氏によるテイスティングレポート
鳳凰美田のフラグシップ商品と言える、愛山の純米吟醸無濾過生酒です。まるで蒔絵のようなどっしりとしたラベルで、重厚な酒質を期待します。グラスに注ぐと割れにくく固い気泡がエキスの濃さを感じさせます。無濾過生酒にもかかわらず濁りが無く、透明感のある淡いイエロー色は美しく、ワイングラスで頂きたい。
香りは穏やかで、ナチュラルな果実の香りと生酒らしい濃厚な柏餅のような香りを感じます。口に含むと、穏やかな印象はかき消され、露地物の桃やまくわうりのような濃潤な甘味と酸味が感じられ、しっかりとした旨味と調和し、長い余韻を与えます。
READ MORE(もっと読む)【蔵元紹介】小林 酒造 栃木県
1872(明治5)年に創業の小林酒造の代表銘柄は「鳳凰美田」。酒名は、蔵が日光連山の豊富な伏流水に恵まれた美田(みた)村という良質な米の産地にあったことから命名されました。
鳳凰美田は、「舟絞り」・「しずく搾り」のいずれかの上槽方法を採用しています。ほとんどの酒を大吟醸と同じ「しずく搾り」という方法で搾り、味や香りの面でも大吟醸の雰囲気を持たせている。こうした吟醸タイプのお酒は機械化できない部分が多く、また実際に人の手をかけた方が、高品質な酒に仕上がることが多い。
酒造りにて、最も重要とされる
麹造り」に対する拘りは、
特に強く感じられます。
「五層構造の麹室」にて厳格な温度コントロールで麹造りが行われている。また、圧巻すべきは、低温発酵に欠かすことのできない600kg~800kgのサーマルタンクが横一列にずらり約20本。普通の蔵なら、サーマルタンクを1本、もしくは2本持っていれば上出来といったところである。鳳凰美田はリキュールのベースに使用するお酒でさえ、サーマルタンクで他の大吟醸などと同等に仕込むのだ。
「鳳凰美田」は、華やかな香りとしっかりとした旨みが特徴ですが、イメージとしては容姿と資質の両面を備えて、内面から発する華やかさと優しさがあるような“女性のような酒”をイメージしている。
香りと旨み、全体のバランスが大事なのは言うまでもないが、もう一つ重要なポイントは、「受け手がわかりやすい範囲に落とし込む」ということ―。自分が表現したい味や香りを、どのようにお客様に伝えるか。こちらの主張が強すぎても押し付けになるし、弱すぎると気づいてもらえない―。造り手が常に葛藤する部分でもあるが、「生業としての自分の役割」を意識することで、ある程度の方向性が見えてきた。それが、時代にあう商品、受け手にわかりやすい酒だと思っている―。