芳醇な旨みが溢れ出す
濃密なおりがらみ新酒
宮寒梅 純米吟醸 おりがらみ 720ml
商品番号:10537
¥1,870(税込)
使用米 | 美山錦 |
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磨き | 55% |
特定名称酒など | 純米吟醸/生酒 |
度数 | 15度 |
芳醇な旨みが溢れ出す
濃密なおりがらみ新酒
宮城県大崎にて醸され、全国的にもファンの多い宮寒梅より、季節限定品『純米吟醸 おりがらみ』のご紹介です。今年収穫された美山錦を55%精米で使用。香味豊かに仕上げた新米新酒を、おりがらみ生酒としてボトリングした純米吟醸です。
宮寒梅らしい華やかな香りと芳醇でリッチな味わいを存分に満喫できる、季節ならではの味。ぜひ一度お飲みいただきたい一本です。しっかりと冷やし、瑞々しさ抜群のフルーティーな味わいをお楽しみください。
香り
濃密な雰囲気で漂うフルーティーな甘い香り。大変力強く、美しい香り立ちです。
味わい
柔らかな口当たりから伸びやかに広がっていく、濃密な甘みと凝縮されたフルーティーな香味。溌剌とした心地よいガス感とおり由来のまったりとした質感が、非常にリッチな味わいを演出。後からふっと現れる軽快な酸や微かな辛さが絶妙に味を引き締め、軽快な一面も魅せます。甘く豊かな余韻が長く残り、極上の飲み心地です。
津山理美氏によるテイスティングレポート
宮寒梅はよりよく磨いたお米を、低い温度で長時間発酵させる【吟醸造り】という方法で造られています。原料はお米なのに、フルーツのような華やかな香りが感じられるのは、吟醸造りの特徴ですね。そこへ、生酒の場合は一切の加熱処理をしていませんから、お酒が本来持っているフレッシュでフルーティな香りがより残っています。絞りたてのこのおりがらみ酒は、もぎたての熟れた果物のような甘やかな香りがしっかりと感じられます。この芳醇な香りを、まず目を閉じてゆっくりと楽しんでウットリと酔いしれてから、飲み進めていただきたいものです。
期待いっぱいに口に含むと、味わいもフルーティでなんとも膨よか。旨味がすんごいっ!お米の甘みを感じた所に微炭酸のピチピチ感が相まってピリッと辛さがやって来た。そして余韻が長く続く…。これをもっとキンキンに冷やすとどうだろうか?という訳で翌日、ワインクーラーで冷やしてみた所、生酒の甘やかさは引き締まり、旨味そのままでややスッキリした印象に。
このおりがらみのふくよかな味わいには、ホタテのソテーや、牡蠣の土手鍋といった旨味たっぷりのお料理と共に召し上がってみてはいかがでしょうか?
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【宮寒梅は・・】
「宮寒梅」は、宮城県大崎市古川生まれの古川育ち。農家がちょっとした遊び心から始め、現在に受け継がれています。「酒米から醸造まで造り手の見える酒造り」をモットーに、地産地消で醸造しています。「こんなお酒飲んでみたかった~」と喜ばれて、みんなが日本酒を通じてHAPPYになれれば良いなって思っています。
こころに春をよぶ酒。
宮城県大崎市で、大正5年、岩崎酒造の名で創業されました。その当時、地域一帯15町歩以上を有する地主で、小作人から地代の代わりに集めた産穀米を使って酒造りを始めたのが始まりでした。清酒「誉の高川」の銘柄で地元を中心に販売していましたが、昭和14年戦時下の中、米不足のため製造を中断しました。昭和32年、酒造りへの情熱から合名会社 寒梅酒造の名で復活しました。
生産量の中で純米酒が占める割合が60%と多く、吟醸酒を含めると80%以上が本物志向の個性豊かな地酒です。現在は、自社田で酒米から栽培し、日本酒造りを行っています。表米は、「愛国」「美山錦」「ひより」。酒造りに欠かせない宮水の”宮”と、厳しい寒さに耐え万花に魁けて花開き、人々の心を和ませ、純潔な雄姿を表す”寒梅”、その実が結ぶようにと「宮寒梅」の銘にこめて命名しました。
【酒米】
先祖代々受け継がれてきた、蔵の周囲に広がる田んぼで酒米を栽培しています。宮寒梅の原料となる酒米から栽培したい。そんな想いを大切に、家族総出で育てています。
【生産者】
「宮寒梅」を醸造しているのは、みんな地域の農家です。お米栽培のプロ達が、冬場に集結し醸造します。地元にこだわりたい…そうゆう観点から地域にこだわりを持ち醸造を行っています。
【手造り】
「宮寒梅」はほとんどの工程を人の手によって行っています。蔵人の技術と経験を最大限に生かした日本酒造りを心がけています。
【管理】
商品の管理にはとても気を使います。商品が出来てすぐに瓶詰し、全ての商品をマイナス7度~マイナス3度の冷蔵庫で管理しています。いつまでも「新鮮」な日本酒をみんなにお届けしたいという想いを大切にしています。