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世代を超え奏でる極上の調べ
受け継がれし魂で醸す一滴
香月 ゆう和 720ml
商品番号:13675
¥110,000(税込)
使用米 | 長野県産契約栽培米 |
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磨き | 非公開 |
特定名称酒など | 純米大吟醸/火入れ酒 |
度数 | 16度 |
包装紙
熨斗orメッセージシール
(熨斗を選択された方のみ)表書き
世代を超え奏でる極上の調べ
受け継がれし魂で醸す一滴
長野県松本にて手づくりを第一に醸されるこだわりの銘酒・大信州。その最高級ラインとして醸される『香月』シリーズの中でも最高格である秘蔵酒『ゆう和』のご紹介です。
美しく丁寧な作りのヒノキの木箱に収められた、洗練されたスタイリッシュで高級感を放つボトル。
このお酒は企画や味わい、全てが他の『香月』シリーズとは大きく異なり、大信州の基礎を作った先々代・下原大杜氏、その伝統を受け継いだ先代・小林杜氏、そして現在の蔵人たち。それぞれの時代でこの『ゆう和』のためにこだわり抜いて醸した格別の酒を、原酒のまま丁寧に火入処理、そして長期冷温貯蔵。しっかり熟成させた後ブレンド。30年ものの大古酒から近年のものまで、世代をまたいだ歴史を味わう極上の逸品です。
長期熟成酒が奏でる極上の柔らかさを持った液体から漂うのは、大信州ならではの瑞々しい吟醸香と深く落ち着きを纏った熟成香が複雑に混ざり合った別次元の香味。
長期熟成酒ならではの奥深さや香ばしさといった要素と共に、美しく漂う厚みのある含み香が非常に上質。優しい甘みや軽やかな旨みが混ざり合って現れる、真球のように艶やかな調和。飲み込んだ後にはゆったりと長い余韻があり、まさしく極上の飲み心地です。
大信州酒造の歴史そのものを味わうかのような極上の一滴。大変稀少な熟成酒も使用しているため、年間生産数もごく少数となっています。
世代を超えて受け継がれてきた大信州の哲学、その真髄をぜひともご体感ください。
大信州のラインナップの中でも最高級ラインとして醸される特別な逸品。
長野県内の契約農家によって丹精込めて栽培された原料米(金紋錦、ひとごこちのいずれか)の中でも厳選された一際上質なものだけを使用。
蔵の持てる技を全て注ぎ込み、袋吊るし・斗瓶採りにて採酒されたものを速やかにおり引きし、迅速かつ丁寧に火入れ処理。その中から最高の出来を誇るものを厳選し、一升瓶に取り分けて大切に瓶貯蔵。さらにその中取り部分だけを原酒のまま瓶詰めするという年間ごくわずかしか生産できない、まさに極上の酒です。
【蔵元紹介】大信州 酒造 長野県
凛々しい北アルプスの山々と美しい田園に囲まれた土地、長野県松本。
風光明媚なこの土地に蔵を構え、『愛感謝』の言葉を掲げながら丹精込めて仕込まれる酒が『大信州』です。
信州の雄大な自然に醸される
天恵の美酒・大信州
大信州の酒は全て鑑評会に出す大吟醸と同等の手間暇をかけ、技術を惜しまず手仕事で醸されます。さらに、全ての酒がブレンドされることなく、単一のタンクから瓶詰めされる。いわば『シングルカスク』。そしてほとんどの酒が無濾過原酒。
全ては『美味い』酒のため。蔵人全員が団結し、極寒の蔵で醸し上げた酒はまさに芸術品です。
『手いっぱい』の酒造り
大信州の酒造りは、細部に至るまでこの上なく手間暇をかけて行われます。そのこだわりは原料から始まり、使用している米はなんと全量契約栽培。契約栽培農家と綿密な連携を取り、丹精込めて栽培された最高品質の酒米「ひとごこち」と「金紋錦」だけを使用します。
収穫された米は玄米で仕入れ、自分たちで品質をしっかりと確認。農家ごとや品種ごとに自家精米をし、蒸しを行い、仕込みます。全てを手仕事で行い、手間暇を惜しむことなく至高の酒を目指して醸す。そこには徹底したこだわりがあります。
自然と対話し、人と対話し、そして酒と対話する。
自然だけでも、人だけでも醸すことのできない。技能と土地の風土が醸す『文化』を大信州は酒に乗せ、おいしいだけの『旨い』ではなく、文化として『美味い』と呼べる酒を創りだすことへただひたむきに目指しています。
自然からの賜り物に感謝を捧げ、声に耳を澄まし、尽くせる限りの人の手を尽くして酒を醸す姿勢はまさに『手いっぱい』の酒造り。その言葉は、大信州の酒の中心となる一本にもそのまま名付けられています。
『おやっさ』の存在
大信州を語る上で欠かせない存在、下原 多津栄大杜氏。 蔵の内外から『おやっさ』『おやじさん』と呼ばれ親しまれ、2008年91歳で引退するまで75年ものあいだ杜氏を勤め上げた偉大な存在です。
下原大杜氏の教えは現在の大信州の礎となっており、全ての酒にありったけの手間暇をかける酒造りの姿勢や技術、世界観を大信州の遺伝子として受け継いでいます。
「特別なことはなにもしない。うまい酒を作るために必要なこと、まっとうなことをしているだけ」という言葉の通り、同氏の座右の銘であった『和を以て貴しと為す』の精神で一致団結してひたむきに酒と向き合います。
全ては『愛感謝』という言葉のもと。
この言葉は下原大杜氏の信心深いあり方から生まれた言葉で、大信州の蔵人全員が大切にしているこころです。 今でも造りの季節になると蔵の至る所に貼られます。
道具、米、水、人。そして見えないものにすら愛情や感謝の気持ちをもち、蔵人が研鑽を重ねた技能を備え、全身全霊で醸す天恵の美酒をぜひご堪能ください。